今日、コウモリの調査で、とある洞窟に行ったら、中で、小さい子ヒキガエルに出会った。
背中には、小さいけれど毒性の液体を分泌するイボをもち、目の後ろには、やはり白い毒性の液を出す突起部をしっかりもっていた。
つまんで手の上に乗せると、いっぱしに親ガエルがやるように腹を膨らませ懸命に防衛行動を行った。
なぜ洞窟の中にいるのかはわからない。でも、その面構えは、子ヒキガエルがただものではないことを物語っているようないないような・・・・。
自然は意外性に満ちている。
小林朋道公式ブログ:動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。 主な著書は『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『通勤電車の人間行動学』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』など